2012年2月22日水曜日

「暮らしのシェア」 7回目が終了しました。



こんにちは。小さな街の小野です。

先日の1月29日に暮らしのシェア、第7回目の収録が終了しました。27日か
らせんだいメディアテークが全館再開ということで、今回からスタジオを7階に
移し、放送となりました。

7回目のゲストは、上杉農園の村上 あゆみさんでした。黒川郡大郷町で、り
んごを始め環境保全米や野菜などを生産しています。直売所や大郷町の道
の駅へ出品するなど、地元の方との関わりを大事にしながらお仕事をされて
います。そして、昨年の10月には、手作りおやつなどを販売するお店「樹の
下」が新たにオープン。震災時のお話しを伺うと共に、それらの仕事を通して
気付いた震災後の食と生活についてお話しを伺いました。

「震災直後は、ライフラインが断たれた状態の生活がどのくらい続くのか不安
に感じていて、その時点ではそれ以外に気が回らなかった。」と話す村上さん。
生産者の繋がりや食べ物のストックが十分にあったということで、近所や避難
所へ食べ物を届けたりしたそうです。不安はあったものの、生活自体で苦労し
たことは少なく、その時ご実家には村上さん家族と、弟さんの家族もいたので、
分担し、食材や水、ガソリンなどもスムーズに手に入れる事が出来たのだそう
です。僕は2人で暮らしたので購入できない物もあり多少困りましたが、 数人
で集まり買い物の分担をすれば困ることも少ないのだなと感じました。


その後ライフラインが戻り、少しずつ本来の仕事を始めた頃に参加した催しで
原発事故による食材の放射能汚染が看過できない重大な問題だと捉えるよう
になり、農園で取り扱う商品の検査を公的機関に出すなど、今後も公的機関と
宮城県で活動する放射能測定室の検査をしていくそうです。そうした中、新しく
手作りおやつなどを販売するお店「樹の下」をオープン。食の安全や、食材に
対して気軽に質問できる空間をお客さまに届けたいと仰っていたのが、印象的
でした。

村上 あゆみさん、色々なお話しを聞かせて頂き有難うございました。

いつもこのブログでは、僕が感じた収録の感想しか書いておりません。是非
上に貼りつけている映像をご覧ください。書ききれないほど、沢山有意義な
お話しをしていただいています。皆さんのご感想もコメントして頂けると嬉しい

です。

http://recorder311.smt.jp/movie/12657

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